【インディ500】48歳・佐藤琢磨が3度目Vへ自身最高予選2番手!シュワルツマンが42年ぶり新人PP

2025年5月19日(月)10時44分 スポーツニッポン

 世界三大自動車レースの一つ、 第109回インディアナポリス500マイル(インディ500)は18日(日本時間19日)、米インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウエーで予選2日目が行われ、佐藤琢磨(48=ホンダ)は自己最高の2番手で25日(同26日)の決勝に進んだ。

 佐藤がインディ500で最前列グリッドからスタートするのは、3番手から2度目の優勝を飾った20年以来。今季は昨季に引き続き古巣のレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLLR)と契約し、インディ500にスポット参戦している。

 佐藤は17日(日本時間18日)の予選初日で9番手タイムをマーク。上位12台で争われる2日目に進出し、6番手タイムでポールポジション(PP)を決める「ファスト6」へ進出。4周平均232.478マイル(約374.137キロ)で2番グリッドを確保した。RLLRが公式インスタグラムに投稿した動画で佐藤は「フロントローに戻れて本当にうれしい。チームのみんなを誇りに思う。素晴らしいエンジニア、素晴らしいメカニック、車もパーフェクトだ」と喜んだ。

 元F1フェラーリのリザーブドライバーで、イスラエルとロシアの二重国籍を持つ新人ロバート・シュワルツマン(25=シボレー)が232.790マイル(約374.639キロ)でPPを獲得した。新人ドライバーのPPは1983年のテオ・ファビ以来42年ぶり6人目の快挙。所属する欧州拠点のプレマ・レーシングは今季インディカー・シリーズ初参戦で、新チームのPPも41年ぶりとなった。ロシアのウクライナ侵攻により欧州では誹謗(ひぼう)中傷も受けたというシュワルツマンは「ここのファンと一緒だと居心地が良い。欧州ではちょっとナーバスになっていた。生まれた場所だけで僕を悪く言う人もいたから。世界が平和になることを願っている」と話した。

スポーツニッポン

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