「トップ5を逃したのは痛い」「被害を最小限に抑えるレースになった」/F1第7戦決勝コメント(1)

2025年5月20日(火)12時9分 AUTOSPORT web


 2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、角田裕毅(レッドブル)だ。



■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=10位(63周/63周)
ピットレーンスタート/タイヤ:ハード→ミディアム



2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP 角田裕毅(レッドブル)

「厳しい週末でした。昨日の(クラッシュの)後にメカニックたちは膨大な作業に取り組み、僕のマシンを準備してくれました。たとえたった1ポイントであっても、チームに恩返しができ、彼らの働きに対する感謝を伝えられてうれしいです。ささやかなポイントですが、少なくともチームにとって役に立つものです」


「昨日のことにまだフラストレーションを感じていますが、今日は、それを振り払い、全力を尽くしました。そうしてピットレーンからのスタートにもかかわらずトップ10に入ることができました」


「今週末、僕たちは一歩前進しました。予選に向けてはセットアップを大きく変更したものの、昨日から今日にかけてはセットアップをあまり変えず、レースでより多くの時間を使ってマシンを学び、経験を詰めたことは良かったです」


「マクラーレンをもっと長く後ろにとどめようとしました。でも彼らの方が新しいタイヤを履いていたため、グリップが優れていました。セーフティカーも興味深い状況を生み出しました」


「このマシンに関して適応すべき部分がまだ残されています。今は、次戦モナコの予選と、今後数戦で結果を出すことに、気持ちを集中させています」


「マックス(・フェルスタッペン)の優勝と、素晴らしい仕事をしたチーム全体の今日の結果に対し、お祝いの言葉を贈ります」


■アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)
決勝=9位(63周/63周)
9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード



2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)

「イモラは良い週末だった。自分のパフォーマンスに満足している」


「レースのスタートはうまくいかず、ふたつポジションを失った。それが間違いなくその後のレースにおいてマイナスになったから、改善するために取り組む必要がある」


「ペースは力強く、レース全体を通して行ったタイヤマネジメントには本当に満足している。レース中に7番手を走行していた時、この順位を最後までキープできるかもしれないと思った瞬間があったけれど、残念ながらセーフティカーが出動した。チームと共にすべてを検証して、何か他にできたことがあったかどうかを理解するつもりだ」


「2ポイントを獲得できてうれしい。チームが本当に良い仕事をしてくれたことを誇りに思うよ」


「来週については、ルーキーとしてモナコでレースをすることは、素晴らしいことであり、とても難しいだろうけど、本当に楽しみにしている。モナコで初めてF1カーを走らせるのが待ちきれないよ」


■カルロス・サインツ(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)
決勝=8位(63周/63周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード



2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP カルロス・サインツ(ウイリアムズ)と角田裕毅(レッドブル)

「もちろん今はがっかりしている。今週末はペースが良く、ずっと好調だったのに、日曜になると何らかの理由で流れをつかめないというパターンだった。今日はメルセデスやフェラーリより速かっただけに、トップ5を逃したのは痛い」


「結果論だが、早めにピットストップをして、その後、バーチャルセーフティカーが導入されたことが響いた。レース中のコミュニケーションをもっと向上させ続ける必要がある。いずれ良い日が来ると信じているよ。間違いなくそうなる。チームをプッシュし続けよう! 次はモナコだ!」


■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=7位(63周/63周)
3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード



2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)

「厳しい一日だった。もちろん7位は望んでいる順位ではない。序盤からリヤが不安定でリズムに乗れなかったんだ。路面温度が比較的高かったことでリヤアクスルがオーバーヒートし、タイヤを適正なウインドウに保つのが難しく、それがペースに影響した。トップグループのペースに及ばず、被害を最小限に抑えるレースになった」


「今週末から得た教訓を持ち帰り、すぐにモナコへ臨む。あそこで走るのが楽しみだ。今季の僕たちは、予選で一発の速さを安定して発揮しているから、それが来週も役立つはずだ。モナコは土曜の結果が大きく物を言うコースだし、自分たちのパフォーマンスに自信があるよ」


■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=6位(63周/63周)
11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード



2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

「物事がうまくかみ合わないレースも時にはある。そして今日は、まさに僕にとってそういう日だった。バーチャルセーフティカー(VSC)とセーフティカー(SC)のタイミングが、本当についてなかった。最初のVSCでは全く恩恵を受けられず、SC時には適切なタイヤが手元になかった。でもその点については後悔はしていない」


「週末全体を通してどれほど難しかったかを考えれば、6位という結果はそれほど悪くはない。ただし、これは僕たちが目指している結果ではない。僕たちは、予選パフォーマンスの改善に焦点を置いて取り組んでいくべきだ。決勝ではマシンに速さがあるのだから」


「次はモナコだ。厳しい週末になるだろう。あのサーキットは僕たちのマシンの弱点をあぶり出すだろう。かなり特殊なコースで、他のどことも違う形でマシンを走らせなければならない。だからこそ、その特徴をうまく生かし、可能な限り最高の結果を持ち帰りたいと思っている」

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