「またしても残念な週末に」苦闘続くローソン、欧州初戦も14位に…母国メディアも悲痛「まだ1ポイントも獲得できていない」

2025年5月20日(火)17時30分 ココカラネクスト

ローソンはいつ不振を抜けられるだろうか(C)Getty Images

 初のフル参戦シーズンは苦しい戦いが続く。

 レーシングブルズのリアム・ローソンは5月18日の第7戦エミリアロマーニャGP決勝で14位という結果に終わっている。15番グリッドからスタートし、終始、後方でのレースを強いられた。予選でもQ1敗退となるなど、3日間を通じて浮上の兆しをみせられないまま欧州ラウンド初戦を終えた。

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 日本GPより角田裕毅と入れ替わる形で、レッドブルからレーシングブルズのシートに座るも、現在まで好結果を残せていないローソン。古巣復帰から5戦目となった今回のレース結果は、ローソン自身の悔しさに溢れたコメントと共に、母国ニュージーランドでも報じられている。

 現地放送局『RNZ』が公式サイト上でエミリアロマーニャGPを振り返っており、「ニュージーランド出身のF1ドライバー、リアム・ローソンにとって、またしても残念な週末となった」と伝えた。

 同メディアは、「今季23歳の彼にとっては恒例となりつつあるが、今回も問題は予選から始まっている」と指摘しており、「予選Q1で2回目のアタックラップに挑戦できないまま敗退。クラッシュが数件発生し、それが影響した」と回想する。

 また、決勝終了後でのローソンのコメントも紹介。「今週末はいいポテンシャルを持っていて、速さもあった。でもそれを見せることができなかったのが残念で、順位を落とす結果になった」などと述べている。

 加えて同メディアは、セーフティカー導入がローソンのレース展開に大きく影響したと説きながら、「(マックス・)フェルスタッペンやフェラーリのルイス・ハミルトンは(セーフティカーの)恩恵を受けた一方で、ローソンはその煽りを受けた多くのドライバーの1人だった」などと論じている。

 その上で、「これでローソンは今季ここまで7戦で、まだ1ポイントも獲得できていない。現在ローソンを含めて、今季まだポイントを獲得していないドライバーは5人」と記している他、「チームメイトのアイザック・ハジャーは9位でフィニッシュし、今季のポイントを合計7点に伸ばした」と同僚の結果も付け加えている。

 結果が求められるトップカテゴリーでの戦いで23歳の試練は続く。次戦、モナコGPで浮上のきっかけを掴むことができるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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