矢後が土俵に背中から落ち3連勝の後、2敗目 「切り替えていくだけです」と声を落とす
2025年5月20日(火)15時0分 スポーツ報知
竜勢(左)に切り返しで敗れた矢後(カメラ・今西 淳)
◆大相撲夏場所10日目(20日、東京・両国国技館)
右膝の手術から復帰3場所目の西幕下51枚目・矢後(押尾川)が西49枚目・竜勢(伊勢ノ海)に切り返しで敗れ、3連勝の後、2連敗となってしまった。
立ち合いから圧力をかけ、いなして竜勢のバランスを崩したが、半身の体勢になって墓穴を掘った。38歳の大ベテランの切り返しに背中から落ちて2敗目を喫してしまった。
両膝と背中に砂つけた矢後は東花道を厳しい表情で引き上げてきた。「もったいない一番でした」という質問に小さくうなずくと「切り替えて行くしかないです」と声を絞り出した。