目前の3連勝がスルリ...川崎F 終盤勝ち越しも、終了間際の失点で浦和と痛いドロー
2025年5月21日(水)21時24分 スポーツニッポン
◇明治安田J1リーグ第13節 川崎F2—2浦和(2025年5月21日 U等々力)
川崎フロンターレはホームで浦和と2—2で引き分けた。前節18日のC大阪戦から中2日の過密日程で先発3人を入れ替えた中、C大阪戦で途中出場から2得点したFWエリソンが前半32分に負傷交代。同25分のCK守備で右膝を痛め、一度はプレーを再開したが、ボールとは関係ない場面で自らピッチに崩れ落ちて退いた。今季チーム最多の公式戦9得点を挙げているストライカーを欠くことになったチームは同42分に相手MF中島のクロス制のボールを直接決められて先制を許す苦しい展開となった。
それでも前半アディショナルタイムの右CKでエリソンに代わって出場したFW山田が空中戦に競り勝ち、弾んだこぼれ球をFWマルシーニョが右足で蹴り込む同点弾。1—1の後半41分には途中出場のMF瀬川が右クロスにダイレクトで右足を合わせる今季初ゴールを決めた。しかし、後半アディショナルタイムに相手MF大久保に同点弾を決められる痛恨の幕切れ。今季初の3連勝を逃した。
長谷部監督は「残念な結果。選手は中2日でベストを尽くした。得点も上手に取ったが、最後のところで浦和さんの最後の力、土壇場の力が素晴らしかった」と振り返った。