“ゴルフ天才少女”須藤弥勒が参戦中のプロアプローチ協会が国際連盟に認定 来年から日本代表選手派遣予定
2025年5月20日(火)6時0分 スポーツニッポン
史上初めてジュニアメジャー4冠を達成し、天才ゴルフ少女と呼ばれる須藤弥勒(13=ゴルフ5/太陽自動車)が公式アンバサダーを務める日本プロアプローチ協会が、FIPPA(国際ピッチ&パット協会)とEPPA(ヨーロッパピッチ&パット協会)に準会員として正式に認定されたことが発表された。
FIPPAは世界17カ国が加盟するアプローチとパターのツアーで、現在ヨーロッパの10カ国以上で個人とチーム戦を行っている。90ヤード以内ののショートゲームで競う大会を運営しており、過去に何もののトップアマやプロを輩出している。
日本プロアプローチ協会の石井正好代表は「長期に渡る交渉の末、ようやく会員として認められ、来年から代表団を派遣できることができます」と国際協会の一員になれたことをよろこんだ。
弥勒は「日本のツアーは先週、レギュラーツアーの関西オープンで13位になった鈴木海斗プロや昨年、シニアツアーのファンケルクラシックで2位になった太田祐一プロなどと活躍していますが、今年は年末に賞金300万円かかった全日本選手権があり、そこで日本タイトルとショートゲームのワールドカップチームの一位の座がかかっているので、モチベーションが上がります」と満面の笑みで話した。
FIPPA国際連盟の正式メンバーに承認されたことより日本協会は来年、外国から対戦チームを招待し、ジャパン・インビテーションの開催も検討しているという。
昨年の全日本選手権では準優勝した弥勒。4年に一度、行われる国際連盟のチップ&パットのワールドカップに日本代表の一員としての出場を思い描く。