いつまでも若々しくいるために最も効果的なスポーツは「ゴルフ」だった?外面に加えて内面にも良い効果が…自律神経の名医が推薦するワケ

2025年5月20日(火)12時30分 婦人公論.jp


(写真:AdobeStock)

「自律神経」研究の第一人者である順天堂大学の小林弘幸先生。自律神経にとってより良い環境を築くうえで、先生がベストと指摘するスポーツがズバリ「ゴルフ」です。先生いわく、健康はもちろん、美容においてもゴルフが良い影響を与えるそうですがーー。都内でエクササイズスタジオを運営しながら、多様な健康プログラムを開発する平井孝幸さんが探ります。

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なぜ自律神経の名医が「ゴルフ」を勧めるのか


平井:いつまでも若く、美しくありたいというのは人類共通の願いだと思います。その意味で小林先生がオススメされるのが<ゴルフ>ということですが…

ゴルフを通じて「美しくなる」ことって本当にあるのでしょうか?

小林:はい、それは断言できます。

たとえば人はどうしても50歳以降、自律神経のバランスが崩れやすくなり、肌ツヤや代謝、筋力の衰えを感じる年代に入っていく。

そこでゴルフの出番です。

ゴルフは有酸素運動としての側面が強いスポーツ。プレー中は心拍数も上がりますし、自然と歩数も増えます。

結果的に一連の行動が、血流を促進して、肌にハリを与えてくれる。

平井:確かにゴルフの帰りって、ゴルフ場へ向かった時よりも顔色が良くなった気がするような…。

なぜゴルフをすると若々しくなるのか


小林:それは血行が良くなった証拠ですね。

50代以降の女性の場合、<血流改善>がターンオーバーを促進して、美肌に直結します。

さらに、屋外での運動によってセロトニンも分泌されやすくなり、精神的にも安定してくる。

表情や姿勢にも表れるでしょうし、見た目の若々しさにつながっていくんです。

平井:ゴルフと聞くと「技術」や「スコア」ばかり注目されがちですが、身体の中でもいいことが起きていたとは。

小林:加えて言えば、プレー中の集中や緊張とリラックスのバランスが、まさに自律神経を整える“トレーニング”にもなっている。しかも自然の中で五感をフルに使うわけですから…休日を割く価値のある活動とも言えるのでは。

“朝のスタート“を活用


平井:自律神経を長く研究されてきた先生のお立場から見て、ゴルフをするうえで、意識しておいたほうがよさそうなことはありますか?

小林:ゴルフをスタートする時間帯ですが、大体は“朝”になると思います。

であれば、せっかくのそのタイミングを活かし、日光を存分に浴びることで、体内時計を整えていくのが理想的です。

そしてプレー後は、入念にストレッチやクールダウンを行う。これだけで疲労回復も早まり、美容にもいい影響が出るはず。

平井:なるほど。見た目にも内面にもポジティブに作用するという点で、やはりゴルフは自律神経と相性がよさそうですね。

小林:ええ、ゴルフは単なるスポーツではなく、人生後半戦の「美と健康の習慣」になりうるんですよ。

婦人公論.jp

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