横浜M クラブワースト更新の泥沼7連敗... 神戸に敗れ11戦勝ちなし 喜田主将が意地のミドルも実らず

2025年5月21日(水)21時1分 スポーツニッポン

 ◇明治安田J1リーグ第13節 横浜M—神戸(2025年5月21日 日産スタジアム)

 J1最下位に沈む横浜F・マリノスがクラブワースト記録を更新する7連敗を喫した。ホームで昨季王者の神戸に敗れ、11戦勝ちなしもワースト記録更新。0—1の前半43分に主将のMF喜田拓也(30)がミドルシュートを放ち、チーム4戦ぶりの得点こそ挙げたが、白星は遠かった。

 横浜Mは戦い方に変化を加えたが、連敗脱出できなかった。これまでのビルドアップとボール保持スタイルではなく、この日は相手の背後スペースを狙い、裏へ蹴る戦術を披露。GK飯倉は序盤から前線へロングフィードを多用した。

 だが、前半19分に自陣右サイドで隙を突かれ、最後は相手FWエリキに先制弾を奪われた。同28分にはFW宮市が太もも裏を痛め途中交代するアクシデントにも見舞われた。同43分に喜田がミドルシュートで同点弾を放つも、1—1の後半6分に相手FW大迫にネットを揺らされて失点。その後もゴールを狙ったが、勝ち点1すら遠かった。がっくりとうなだれる選手を鼓舞するかのように、しばらくの間、チャント(応援歌)がスタジアムに響き続けた。

 3戦連続複数失点を喫し、守備を立て直すことができず。93年のJリーグ創設から降格が一度もない名門が、まだ長いトンネルを抜け出せない。

 ▼横浜・キスノーボ監督 選手は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。悔しい2失点はあるが、選手はすべて出し切ってくれた。正直、中3日の戦いで、昨日ようやく練習をきちんとできたところはある。それでも選手の戦いを誇りに思う。前半の早い時間には得点のチャンスを多く作れた。

 

スポーツニッポン

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