阪南大が1部残留 近畿学生野球
2025年5月21日(水)16時14分 スポーツニッポン
◇近畿学生野球入れ替え戦 阪南大6—5神戸大
阪南大が連勝で1部残留を決めた。
序盤に3点をリードされる苦しい展開だった。4回に犠飛で1点を返し、5回は1番・中村昂太(1年=済美)の中前適時打で1点差とした。6回、この回先頭の4番・中浜遥斗(3年=履正社)が左翼越えに同点ホームラン。
「逆風だったのでどうかなと思いましたが、入ってくれて良かったです」。3—3でタイブレークの延長に入った10回。この回先頭の中浜は2球続けてバントを失敗したが、センターへ2点二塁打を放った。「バントを失敗したので打つしかないと思いました。手応えはあったのでヒットにはなると思いました」。さらに犠飛で1点を追加し、10回裏の神戸大の反撃をしのぎきった。
1部残留を決めた直後、目に涙を浮かべた垣下真吾監督は「本当に苦しいシーズンでしたが、若い選手たちは経験ができたと思う。秋に向けて再スタートを切るチャンスをもらったので、チームを立て直して優勝を狙えるチームにしたい」と、次シーズンでのリベンジを誓った。