大谷翔平 ブルペンでもスライダー“解禁”Dバックス戦は「1番・DH」でスタメン出場へ 18号に期待
2025年5月22日(木)8時23分 スポーツニッポン
ドジャースの大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦の試合前練習でブルペン入り。スライダーなど変化球を交え、21球を投じた。
21球のうち、スライダーが4球、カーブは2球だった。23年秋に右肘手術後、肘への負担が大きいことからスライダーは封印していた。ただ、前日20日(同21日)のキャッチボールの最後に、捕手が立った状態で今春キャンプのキャッチボールで投げて以来、約3カ月ぶりにスライダーを“解禁”した。
前日同様、この日のブルペンでもスライダーを投じ、二刀流復活へ着実に一歩ずつ前進している様子をうかがわせた。
ロバーツ監督はこの日の試合前、メディア取材に応じ「彼はブルペンで“touchandfeel”(繊細な感覚を確認する投球)のような感じで投げていてブレーキングボールも投げていました。だから、今後どうなっていくかはまだ分かりませんが、順調に段階を踏んでいってくれればと思っています。それが私の期待でもあります」とした。
そして、「土曜日のシティ・フィールド(メッツ戦)でどうするかを見ていくことになるでしょう。少しステップアップした内容になるかもしれません。それが具体的にどういう形になるかは、まだ分かりません」と発言。前日の段階では「“アップダウン”を土曜日にやる予定です。変化球も投げる予定で、これは彼の調整が次のフェーズに入ってきたことを意味します」と実戦を想定し、イニング間に座ったり立ったりを繰り返す投球練習を24日(同25日)に行うとプランを語っていたが、より一歩進んだ投球練習になる可能性もありそうだ。
また、この日のダイヤモンドバックス戦は「1番・DH」でスタメン出場することが発表された。2試合ぶりの一発となる18号に期待がかかる。