「気分は良くないが」パドレスが逆転サヨナラ負けで泥沼6連敗 2年ぶりの悪夢に監督は嘆くも「すぐ遠い記憶になるはずだ」
2025年5月23日(金)20時29分 ココカラネクスト

この日はタティスJr.も3三振を喫した(C)Getty Images
泥沼の6連敗だ。
現地時間5月22日(日本時間23日)、敵地ロジャーズセンターでブルージェイズと対戦したパドレスは、延長11回の末に6-7で逆転サヨナラ負け。2点ビハインドの7回から2番手左腕・松井裕樹が1回1安打無失点の好投を見せるなど、救援陣が粘り強くつないだが、2カード連続のスイープ負けを喫し、ナ・リーグ西地区の3位に沈んでいる。
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この試合は、先発右腕ステファン・コレックが6回4失点と粘ったものの、終盤まで2点ビハインドの展開に。7回以降は松井、ショーン・レイノルズ、ジェイソン・アダムが相手打線を完璧に抑え込み、反撃の機運を高めると、9回に5番ギャビン・シーツが劇的な同点2ランをマーク。しかし、延長戦をものにできなかった。
試合後、パドレスを率いるマイク・シルト監督は、報道陣の取材の対応。地元ラジオ局『97.3 The Fan』の公式Xアカウントが音声を公開しており、その中で指揮官は、「ユウキ、ショーン、ジェイソンが相手をよく抑えてくれた。延長戦に入ると、2度得点できたが、試合を締めくくることができなかった」と悔しさをにじませている。
現在の苦しい状況に関しては、「誰も経験したことがない未知の領域だ」と語り、「これが我々をさらに強くするだろう。そこに疑いの余地はない」と続けたシルト監督。「今の気分は良くないが、すぐ遠い記憶になるはずだ」と前向きな姿勢を示した上で、「これが我々を強くさせ、より結束を固くさせる」と繰り返していた。
パドレスが6連敗を喫するのは、2023年6月以来2年ぶり。この苦境をどう乗り越えていくのか、今後の戦いに注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]