【ボートレースコラム】今が旬”の37歳 森永隆 山口支部の後輩に負けじと奮闘中
2025年5月25日(日)4時30分 スポーツニッポン
2025年、誰よりも早く優勝したのは1月1日の徳山を制した森永隆(37=山口)だった。4月20日の徳山でも優勝して、年間複数Vは23年以来2度目(1月11日の津と6月8日の徳山)。前期の勝率は自己最高となる6.80(それまでは3期前の6.75が最高)をマークした。
「特に何かを変えたとかはなくて、とにかく“引き”が良かった。いいエンジンを引くことが多くて、出ていないっていう開催がほとんどなかったですね」
運や流れの良さも味方につけて好成績を並べた。
「やっぱりSGに出たい。佐々木完太がこれ見よがしにSGカッパを自慢してくるんですよ。それが腹立たしくて(笑い)。いいですよ、書いてください!早く追いつきたい」
2年前にSG初出場を果たした後輩の存在も大いに刺激になっている。
「自分が(SGの)権利を取れるとしたらクラシックでしょう。少しでも優勝回数を伸ばしていきたい」
早いうちに初の年間3Vを飾りたいところだ。山口支部では若手の部類と思いがちだが「もう37歳。若くないです」と苦笑い。「もっともっとアピールして記念に呼ばれるように頑張ります」。37歳にして“今が旬”の森永に注目したい。(本間 正則)