衝撃のトレード説が浮上! 怪腕スキーンズを見返りにド軍は逸材捕手ラッシングを含む3選手を放出!?「議論は確かに存在する」

2025年5月23日(金)18時0分 ココカラネクスト

パイレーツのエースとなったスキーンズ。彼のトレードに関する噂が飛び交う中で、ドジャースはラッシングも候補として名が挙がった。(C)Getty Images

 成長著しい怪腕の娯楽は尽きない。米スポーツ専門局『ESPN』の敏腕として知られるジェフ・パッサン記者は、同局のYouTubeチャンネル『The Pat McAfee Show』でパイレーツのポール・スキーンズが今季の期限までにトレードされる可能性を示唆した。

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 現在22歳のスキーンズは、パイレーツにとって言わずもがなのエースである。メジャー2年目の今季も開幕から10先発で、3勝(5敗)、防御率2.44、WHIP0.94をマーク。支配的な投球を見せ続けている。

 無論、トレードに現実味があるとは言い難い。スキーンズが年俸調停権を得るまでには最低でも残り2年はかかるため、スモールマーケットのパイレーツでも保持できる。急を要して売却に出る必要がないのである。

 それでもパッサン記者は「パイレーツはボブ・ナッティング(会長)から下の人間まで、チームを強くする選手を獲得する意欲も能力も示していない。それなのに、スキーンズが今後も契約延長する動機は何だろうか」と断言。そして、今季中のトレードの可能性について言及した。

「今年のトレードデッドラインまでに、ポール・スキーンズについて問い合わせるチームはいくつかあるだろう。この夏に彼が移籍すると断言はし難いが、パイレーツにとって、彼の価値が最も高いうちに移籍させるのが最善策だという議論は確かに存在する。それは憂鬱な現実なんだ」

 球界の酸いも甘いも知る大物記者の指摘を受け、スキーンズの電撃移籍に関する話題は一気に広まった。とりわけ米メディアが熱心に報じるのは、先発投手陣に故障者が相次いでいるドジャースにトレードされる可能性だ。

 米誌『Sports Illustrated』は「投手陣の編成に苦心するドジャースは、リーグを席巻している南カリフォルニア生まれのエースに目を向けずにはいられない」と指摘。球団トッププロスペクトである外野手のホセ・デ・パウラ、さらに先日メジャーデビューを果たしたばかりの逸材捕手ダルトン・ラッシング、そして球団プロスペクトランク4位のアレックス・フリーランドを見返りにスキーンズの獲得に動く可能性があると伝えた。

 ただ、候補となったのは、ベテラン捕手オースティン・バーンズをDFA(事実上の戦力外)としてメジャーロースターに入れたラッシングをはじめ、いずれも球団が将来の軸に据えようとする原石たちである。中長期の活躍が見込めるスキーンズ獲得のためとはいえ、さすがに「非現実的」と言わざるを得ない。

 メジャーデビュー間もないスキーンズがトレード移籍となれば、逸材を手放すパイレーツも批判は不可避となり、球界全体が騒然となるのは間違いない。それでもパッサン記者が「確かに存在する」という交渉は現実となるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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