森保ジャパン 18歳FW佐藤龍之介を初招集!ロス五輪世代エース候補で“日本の宝”
2025年5月23日(金)14時0分 スポーツニッポン
日本サッカー協会(JFA)は23日、26年W杯アジア最終予選2試合(5日・オーストラリア、10日・インドネシア)に臨む日本代表メンバーを発表した。U—20日本代表のMF佐藤龍之介(18=岡山)が初のA代表入り。28年ロサンゼルス五輪世代のエース候補が堂々と名を連ねた。
トップ下を主戦場とする佐藤は16歳でFC東京とプロ契約を結び、ロサンゼルス五輪世代の中心として期待されている。昨夏のパリ五輪では当時のU—23日本代表に練習パートナーとして直前合宿に同行。パリ五輪代表を率いた大岩剛監督に「日本の宝」と言わせたほどの逸材だ。今季はFC東京から岡山に期限付き移籍し、“武者修行”している。
攻撃的MFとしてサイドハーフもこなす。豊富な運動量を生かし、好機演出や決定力など得点感覚も持ち味。2月にはU—20日本代表の一員として、今秋のU—20W杯チリ大会出場権獲得に貢献した。若き司令塔がA代表の舞台でどのように力を発揮するか注目が集まる。
山本昌邦ナショナルチームダイレクターは佐藤の選出に触れ「9月のU—20W杯の世代でロス五輪世代のメンバーでもある。継続してナショナルチームが動いているという、未来を感じられる編成になった。幅広い選手の挑戦を皆さんに見届けていただけたら。新しい選手で成長して勝利することが重要。2試合ともしっかり勝利を目指したい」と語った。
◇佐藤 龍之介(さとう・りゅうのすけ)2006年(平18)10月16日生まれ、東京都西東京市出身の18歳。小学生からFC東京の下部組織でプレーし、U—15むさしではクラブユース選手権の全国大会初優勝に貢献。U—18時代の23年8月に16歳でプロ契約し、24年4月の町田戦でJ1デビュー。日本代表はU—16世代から各年代で選出され、23年U—17W杯出場。1メートル71、64キロ。利き足は右。
▽GK
大迫敬介(広島)
谷晃生(町田)
鈴木彩艶(パルマ)
▽DF
長友佑都(FC東京)
渡辺剛(ゲント)
町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)
瀬古歩夢(グラスホッパー)
関根大輝(スタッド・ランス)
鈴木淳之介(湘南)○
高井幸大(川崎F)
▽MF/FW
遠藤航(リバプール)
大橋祐紀(ブラックバーン)
鎌田大地(クリスタル・パレス)
森下龍矢(レギア・ワルシャワ)
町野修斗(ホルシュタイン・キール)
中村敬斗(スタッド・ランス)
佐野海舟(マインツ)
平河悠(ブリストル・シティ)○
熊坂光希(柏)○
久保建英(ソシエダ)
細谷真大(柏)
鈴木唯人(ブレンビー→フライブルク)
藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)
三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)○
佐野航大(NECナイメヘン)○
俵積田晃太(FC東京)○
佐藤龍之介(岡山)○
※○は初招集