パドレス・松井裕樹 1回1安打無失点の好投で防御率2・75 チームは延長11回サヨナラ●で泥沼6連敗

2025年5月23日(金)5時53分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ パドレス6—7ブルージェイズ(2025年5月22日 トロント)

 パドレスの松井裕樹投手(29)が22日(日本時間23日)、敵地でのブルージェイズ戦に7回から2番手で登板。1回を1安打無失点に抑え防御率は2・75となったが、チームは延長の末に敗れて6連敗となった。

 松井は2—4と2点ビハインドの状況で登板し、先頭の3番・バーショは83・9マイル(約135キロ)のスプリットで二ゴロに打ち取った。続く4番・バージャーには92・4マイル(約148・7キロ)の速球を左翼フェンス直撃のあわや本塁打という二塁打にされた。だが、5番・クレメントは91・9マイル(約147・9キロ)の速球で三邪飛に、6番・ルーカスは80・2マイル(約129キロ)のスライダーで遊ゴロに打ち取った。今季20試合目の登板でキッチリ無失点に抑えた。

 チームは2—4と2点を追う9回にシーツの右中間8号2ランで同点に追いつき、そのまま延長に突入。延長戦は点の取り合いとなり、延長11回にはまたもシーツが1死三塁から中前適時打して6—5と勝ち越した。だがその裏、6番手・エストラダが1点を守り切れず、最後は6—6からルークスに左前適時打されてサヨナラ負け。ついに泥沼の6連敗となった。

 マイク・シルト監督は「(2番手の)ユウキ、(3番手の)ショーン、(4番手の)ジェイソンが踏ん張ってくれた。延長戦に入り、2回とも何とか得点できたが、締めくくることができなかった」と残念そうに話した。

 ただ、今後に向け「ここにいる誰もがこのような経験をしたことがありません。今日のようなプレーこそがまさにこの状況を抜け出す方法です。私たちの野球をする。この経験が私たちをさらに強くすると確信しています。それについては疑いの余地はありません。今は良い気分ではありませんが、すぐに遠い記憶になるでしょう。勝ち星を重ねていくにつれて。これは私たちを強くし、より結束させるでしょう」と前を向いた。

スポーツニッポン

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