【卓球】吉村真晴・大藤沙月組 金メダル王手! 世界3位の香港ペアを3-1で下す

2025年5月23日(金)17時33分 スポーツニッポン

 ◇卓球・世界選手権(2025年5月23日 カタール・ドーハ)

 卓球の世界選手権第7日が23日にドーハなどで行われ、混合ダブルス準決勝で吉村真晴(31=SCOグループ)・大藤沙月(21=ミキハウス)組は黄鎮廷、杜凱カン組(香港)を3−1で下し、決勝に進出を決めた。同種目で日本勢は6大会連続の決勝進出。

 決勝進出を決めると、2人は笑顔でハイタッチ。観客席の日本選手団に向かってガッツポーズを作った。

 今年3度対戦して1勝2敗と苦戦している香港ペアに先手を取った。接戦となった第1ゲームは終盤で大藤のチキータ、サービスエースなどが決まり、11−8で先取。第2ゲームは11−1で圧倒したが、第3ゲームは台湾のペースになり、4−11で落とした。

 第4ゲームは大藤のカウンターや吉村のサービスエースなど6連続得点でリードを奪った。大藤が相手男子選手の球を難なく拾い、11−2で押し切った。決勝では王楚欽・孫穎莎組(中国)と対戦する。日本勢として、17年の吉村・石川佳純以来の金メダルを狙う。

 準々決勝では第1シードの林詩棟、カイ曼組(中国)を3—1で下し、31歳の吉村は歓喜の涙を流した。過去にこの種目では石川佳純と組んで金1、銀2のメダルを獲得。今大会では10歳年下の大藤と組んで日本勢6大会連続の表彰台を確定させ「プレッシャーを感じていた。30歳を越えてメダルを取れるとは」と感慨に浸った。

 2人の姓の頭文字を取り、愛称は「大吉ペア」。元日のおみくじで大吉を引いたという吉村は「準決勝、決勝を見据えて準備していく。少しずつ、見えてきている」と4強での戦いを見据えてきた。初出場の大藤も準々決勝の金星に満足することなく「次の準決勝に良い準備をして向かいたい」と話してきた。

スポーツニッポン

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