「恥ずかしい判定だ」ド軍マンシーが“珍プレー” テオ好返球もまさかの「走塁妨害」…5回は汚名返上の適時打
2025年5月24日(土)12時8分 ココカラネクスト

マンシーがまさかの珍プレー(C)Getty Images
ドジャースが現地時間5月23日(日本時間24日)、敵地でのメッツ戦に臨んだ。
相手先発はグリフィン・キャニングで昨季までエンゼルスに在籍しており、「1番・DH」で先発出場した大谷翔平は19〜23年に同僚だった。今季はここまで9試合で5勝1敗、防御率2.47の成績。大谷は昨季の対戦で3打数無安打。
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大谷は初回の第1打席は投ゴロ、3回無死二塁の第2打席は四球を選んで出塁した。4回の第3打席は空振り三振、6回の第4打席は一ゴロに終わっている。
試合は開始直後から降り始めた雨が強まり、3回に約1時間半中断。再開後、ドジャースがウィル・スミス、テオスカー・ヘルナンデスの連続適時打で3点を先制した。
3回はムーキー・ベッツの右中間への打球に対して、捕球に向かった中堅手のタイロン・テーラーと右翼手のフアン・ソトが交錯。お手玉し、宙に浮いたボールをテーラーがキャッチした。一塁ベースにいた大谷は二塁へタッチアップした。
このプレーで二塁走者のマイケル・コンフォートもタッチアップで進塁。しかし、スタートのタイミングが早いとメッツ側がチャレンジを試みたものの、判定は覆らなかった。
『MLB公式サイト』は「ボールが最終的に野手によってキャッチされた場合、たとえボールをジャグリングしたとしても、あるいはボールが地面に触れる前に他の野手によってキャッチされた場合、キャッチは有効となる。走者は最初の野手がボールに触れた瞬間に塁を離れることができる」と伝えている。
ただ、ハプニングはこれだけではない。3−1で迎えた4回一死三塁の場面、4番のピート・アロンの右飛でテオスカー・ヘルナンデスが本塁へ好返球。
タッチアウトとなったが、ドジャースの三塁手のマックス・マンシーが三塁走者の視界を遮ったとして得点が認められる珍プレーが起きた。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は抗議に出たが、走塁妨害が認められる形となった。記録はアロンソの犠飛となり、打点がついている。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者は自身のXで「恥ずかしい判定だ」と、タッチアップの映像を添えて投稿した。
マンシーはこのプレーの前に送球エラーを犯すなど守備で足を引っ張る形となったが、5回二死一・二塁から左翼への適時打を放ってバットで存在感を示した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]