ビッグボスや新井監督が経験...東京六大学野球の大一番で明大が「痛恨の珍プレー」
2025年5月20日(火)17時3分 スポーツニッポン
◇東京六大学野球 春季リーグ戦第6週第3日 早大—明大(2025年5月20日 神宮)
100周年の節目を迎えた東京六大学野球の春季リーグ戦。勝てば明大が優勝に大きく近づく早大との3戦目で珍プレーが起こった。
2点を追う7回の明大の攻撃。無死一、二塁のチャンスで打席には3番・榊原。左中間へ打球を弾き返してチャンス拡大か、に思えたが突如、打者走者の榊原が「アウト」を宣告されて1死二、三塁となった。
場内が騒然となり、明大の押せ押せムードが消えたこのプレー。実は一塁ベース付近にいた一塁走者を打者走者の榊原が追い抜いたため「アウト」となった珍しいプレーだった。
かつては広島・新井監督が現役時代に一塁走者として、日本ハム・新庄監督も打者走者として経験した珍しい「追い抜きアウト」。結局、明大はこの回無得点に終わってしまった。
前日には早大・伊藤樹投手(4年)が史上26度目の無安打無得点試合を達成。連日の珍しい出来事だった。