明大 4季ぶりリーグV王手!毛利は粘って6回零封4勝目 榊原は2戦連発
2025年5月19日(月)5時0分 スポーツニッポン
◇東京六大学野球 第6週第1日 明大3ー0早大(2025年5月18日 神宮)
1回戦2試合が行われた。明大は早大を3—0で下し、4季ぶりの優勝に前進した。今秋ドラフト候補の毛利海大投手(4年)が6回2安打無失点、9奪三振の力投で今季4勝目をマーク。榊原七斗外野手(3年)が2試合連発となる4号ソロを放った。
粘りの投球で、勝利をたぐり寄せた。毛利は初回2死一、二塁を切り抜けると、6回まで無失点。リーグトップの4勝目に「先制点をやらないように、初回は大事に入った。ピンチを背負っても落ち着いて投げられた」と振り返った。9三振を奪い「真っすぐが力感なく投げられて、変化球も要所で決まってくれた」と104球の力投に胸を張った。
打線は3回までに3得点で援護。2番・榊原は3回に2戦連発となる右越えソロ。リーグトップタイの4本目に「いい感じに振り抜けて入ってくれた」。きょう19日の早大2回戦に勝ち、慶大が法大に敗れれば、23年春以来の優勝が決まる。今季から指揮を執る戸塚俊美監督は「バッテリーを中心に守りの野球で」と引き締めた。(川島 毅洋)