早大・伊藤樹 ノーノー翌日に好救援で通算18勝目! 勝ち点3で明大に並ぶ

2025年5月21日(水)5時0分 スポーツニッポン

 ◇東京六大学野球野球 第6週第3日 早大8—6明大(2025年5月20日 神宮)

 3回戦2試合が行われ、早大が延長10回の末、8—6で明大を下して2勝1敗とし、勝ち点3で明大に並んだ。同点に追いつかれた9回から登板したエース・伊藤樹投手(4年)が1回2/3を無失点に抑え、ノーヒットノーラン翌日に通算18勝目を挙げた。勝率で上回る首位・明大は第7週の法大戦に2連勝すれば4季ぶりの優勝が決まる。法大は慶大を6—5で下し、4回戦に持ち込んだ。

 19日にノーヒットノーランを達成した早大の伊藤樹が、連日の快投を見せた。

 同点3ランを許した後の9回から登板し1回2/3を無失点。現役最多タイの18勝目を挙げた。

 小宮山悟監督は伊藤樹が15日夜に38度の高熱を出していたことを明かし、この日の起用は見送る方針だったが捕手の吉田瑞が「ここは樹しかいない」と指揮官に進言し、投入が決まった。

 10回に決勝のリーグ戦初アーチを放った女房役は「慶応には負けられない」と早慶戦へ切り替えた。

 ▼明大・戸塚俊美監督(延長戦で競り負け)打倒・早稲田でやってきただけに残念。まだ優勝の可能性があるのでしっかり調整する。

 ≪V決定は第7週以降に持ち越し≫優勝決定は第7週以降に持ち越された。現時点では5位の法大まで優勝の可能性は残されている。慶大が、21日の法大4回戦に勝てば、明大、早大、慶大の3校に絞られる。7勝3敗1分けで首位の明大は自力優勝の可能性があり、法大との最終カードに2連勝すれば優勝が決まる。

スポーツニッポン

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