今季初昇格となった巨人35歳ベテラン捕手は「チームの精神的支柱」昨季は"優勝捕手"も経験 「もしかして戸郷と?」

2025年5月24日(土)17時22分 ココカラネクスト

小林は今季初昇格となった(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 24日の公示で巨人はベテラン捕手の小林誠司が今季初昇格。かわって大城卓三が登録抹消となった。

 プロ12年目となる小林の今季は、開幕2軍スタート。FAで甲斐拓也がソフトバンクから移籍してきたことに伴い、開幕から1軍は甲斐、大城、岸田行倫の3捕手制となっていたが、この時期に初昇格となった。

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 またベテランの合流はチームにとっても良い流れを呼び込みそうだ。

 小林といえば、昨季は「スガコバ」バッテリーとして、菅野智之をサポート。最多勝を後押しするなど捕手として42試合に出場。リーグ優勝が決まった9月28日の広島戦(マツダ)でも最後までマスクをかぶり、最後は大勢が締めた試合では、喜びのあまり、大勢がグラブを放り投げたことを受け、「子どもたちが見ているのに、真似したらどうする!」としっかり"指導"したことも伝えられている。

 現在のチームではベテランの坂本勇人丸佳浩などを欠き、野手、投手とも若手が増える中で、何かと目配りがきく小林にはチームの精神的支柱の役割も求められそうだ。

 また捕手としては昨季もベテランの菅野をたくみなリードで蘇らせるなど実績もある。現在チームには開幕投手を務めながら未だ勝ち星がついていない戸郷翔征がいる。その戸郷は20日の阪神戦に早期降板したことで中4日で、次回は25日のヤクルト戦登板が予定されている。

 最近は抹消された大城とのバッテリーが多かったことで、ファンの間でも小林の先発マスクに関して「もしかして戸郷と?」とエース復活に力を貸すかと、この点も注目されている。

 チームは3連勝中、ベテラン捕手の合流でさらなる上昇気流をつかまえられるか。今後の起用も注目を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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