【オリックス】チームの天敵上沢直之を「リセット」森友哉が攻略宣言
2025年5月25日(日)5時0分 スポーツ報知
中止が決まり、球場を後にする森友哉(カメラ・渡辺 了文)
オリックス・森友哉捕手(29)が24日、上沢攻略へ「一新」を決意した。チームは25日のソフトバンク戦(鹿児島)で対戦する右腕に対し、日本ハム時代からカード別で最多の22勝(8敗)を献上。今季も2戦2敗だが、対戦がないのが森だ。通算成績は66打数21安打の打率3割1分8厘、1本塁打。好相性には関心を示さず「もう一回、リセットして」と言い聞かせた。
今季の2敗はともに、4回終了時点で4点を追う劣勢だった。「先に点を取ることで、チームの雰囲気も良くなってくると思う」と先制攻撃が不可欠とした。森にとっては2年ぶりの顔合わせ。コンディション不良も十分に回復し、ここ3試合連続安打と上昇中だ。
この日のソフトバンク戦(熊本)は雨で中止。鹿児島での出場は初めてで「どんな(球の)見え方をするのか分からない。まずは投手にしっかり入っていく」とイメージした。ソフトバンク戦も1勝5敗2分け。天敵と目を背けるのは、終わりにする。(長田 亨)
〇…西川が「第2の故郷」で通算1000安打を約束した。20日のロッテ戦(京セラD)で王手をかけてからここ2試合、9打席連続無安打。鹿児島・徳之島で自主トレを行う天才打者にとって、25日のソフトバンク戦(鹿児島)は特別な場所だ。この日の同戦(熊本)は雨で流し、打撃練習などで状態を確認。「自主トレでやらせてもらっているのもあるし、そこで決められればベスト。どこかで、いつか出る」と通過点とするつもりだ。