久保建英と鈴木唯人は五輪出場困難か「クラブから派遣できない結論に現状は至った」

2024年5月24日(金)14時38分 サッカーキング

A代表招集となった久保と鈴木 [写真]=Getty Images

写真を拡大

 日本サッカー協会(JFA)は24日、6月に行われるFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選に臨むメンバーを発表した。

 日本代表は6日と11日に試合を行うが、夏に控えるパリオリンピック2024に向けてU−23日本代表も本大会への貴重な強化の場としてU−23アメリカ代表との2連戦をアメリカ遠征として同じ期間に実施する。これまで鈴木彩艶や久保建英といった、U−23日本代表に招集可能な選手はA代表を優先して活動してきたが、6月からパリ五輪本大会まではU−23日本代表を優先して強化する意向を森保一監督は示していた。今回、鈴木彩艶がメンバーから外れた一方、久保はA代表として活動することに。また、これまでU−23日本代表チームの主軸としてプレーしてきた鈴木唯人もA代表の一員として活動することになった。

 山本昌邦ナショナルチームダイレクターは会見で、「鈴木(唯人)、久保に関しては、(オリンピックは)FIFAルールでインターナショナルウイーク以外なので招集できない中、クラブから派遣できないという結論に現状は至ったので、こちらに専念して9月からのワールドカップ最終予選に備えるという流れになります」と説明。代表チームからの招集に対してクラブチームが選手派遣義務を負う、FIFAの定めるインターナショナルマッチウイーク以外の活動となるオリンピックでのプレーを、クラブとの交渉の結果、現段階では見送らざるをえないという見解を示した。

 U−23日本代表を率いる大岩剛監督とも「よく話してもらっている」と情報は常に共有していると山本ダイレクターは説明。森保監督も「パリオリンピックに出場可能な選手含め、A代表の候補の選手がいる。FIFAルールの中でオリンピックに参加できるかどうかを交渉していただいている中、現在のところ、出られないというところで決めさせてもらっている。大岩監督とはしっかり話はできています」と説明している。

サッカーキング

「久保建英」をもっと詳しく

「久保建英」のニュース

「久保建英」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ