【カーネーションC】3番人気の良血馬ジョスランがV 鹿戸調教師「こういう血統なので大きいところに…」
2025年5月24日(土)15時21分 スポーツ報知
カーネーションカップを制したジョスラン(手前)(カメラ・荒牧 徹)
5月24日の東京9R・カーネーションC(3歳1勝クラス、芝1800メートル=9頭立て)は、3番人気のジョスラン(牝3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)が、堂々の差し切り勝ちでオープン入りを決めた。21年のJRA年度代表馬エフフォーリアの全妹という良血馬。勝ち時計は1分45秒4(良)。
少頭数で淡々とペースが流れたなか、道中は後方にじっくりと構えた。直線で外に持ち出すと、しっかりとした伸び脚で差し切り、2着のクライスレリアーナに1馬身3/4差をつけた。
レーン騎手は「レース前に少しテンションが高くなるタイプですが、今日はコントロールできていたので、競馬でもスムーズでした。いい勝ち方を見せてくれました」と、勝利を振り返った。
全兄エフフォーリアも手がけた鹿戸調教師は「能力はあると思っていたが、立ち上がりが少し遅くなってしまってはいた。少し丈夫になってきたところで、それにあわせて走れるようになってきた。こういう血統なので大きいところに挑戦したい気持ちはあります。楽しみです」と、うれしそうに語った。