日曜の注目激走馬3選…土曜2勝マークの好調騎手が継続騎乗…前走同様の積極策で待望の初勝利へ
2025年5月25日(日)7時30分 スポーツ報知
高杉吏麒騎手
★京都3R・3歳未勝利の馬トク激走馬=カガセブンスター
昨年8月にデビューしたサトノダイヤモンド産駒。3戦目までは掲示板に入るレベルだったが、それ以降は芝に投入されても頭打ちの状態が続いていた。
初めて積極策に出た前走では3着に好走。同じくハナを競ったシャドーストライクと道中は入れ替わるタフな展開だったが、しぶとく粘り込んだ内容に視界が開けた。
激走馬の要因は「騎手が好調」と「ペースメーク力が高い」の2点で厩舎指数も他を大きく引き離す数値を算出。バイタルジョッキーに選ばれた高杉吏麒騎手は土曜も2勝と好調を継続している。
★東京6R・3歳1勝クラスの馬トク激走馬=アンドリーナ
リオンディーズ産駒の牝馬はデビュー3戦目の前走で初勝利。3角付近から早めに動く積極策で4角2番手まで押し上げると直線ではあっさり抜け出して、4馬身差で圧勝した。
昇級戦になる今回は「距離変化で好転」と「ペースメーク力が高い」の2点が激走馬の要因になっているが、それ以上に気になるのが絶好調の鞍上だ。
土曜の東京競馬では後半の8Rから5連勝を含む7戦6勝の固め打ち。乗りに乗っているジョッキーの騎乗馬が「激走馬」なら是が非でも押さえておきたい。
★新潟9R・二王子特別(4歳上1勝クラス)の馬トク激走馬=モアリジット
初勝利はデビュー3戦目の芝1800メートルだったが、昇級後はダートに投入されたり、距離を短縮もしくは延長するなど試行錯誤を重ねてきた。
休み明け2層目の前走は芝2200メートル戦で6着。最後の直線は狭いポジションに入ったため追い出しが遅れたが、最近では最も内容のあるレースを展開した。
激走馬の要因としては「距離変化で好転」と「馬体重あり馬格上位」の2点。仕上指数も上位の数値をマークしており、初勝利の距離に戻った今回は一変の気配が漂う。