体重220キロで減量宣言の力士 現状明かす 土俵に上がる際に転倒「体重からきている。スッと上がれるように」
2025年5月24日(土)20時43分 スポーツ報知
錦丸
◆大相撲 ▽夏場所14日目(24日、東京・両国国技館)
西序ノ口5枚目・錦丸(朝日山)が、東序二段106枚目・西勢郷(二所ノ関)を押し出し。4勝目を挙げ、勝ち越しを決めた。「体重があるので、前に出て引きをくらわないようにした」と振り返った。
2月の健康診断の採血で血管が見つからず約45分を要した錦丸。健康診断では体重が自己最多の220キロを更新していた。昨年末から入退院を繰り返し、今月の頭から「蜂窩(ほうか)織炎」で再び入院。40度近い発熱をし、三番相撲まで休場していた。
太りすぎを師匠の朝日山親方(元関脇・琴錦)からも指摘され、3月頃から減量を決意。「運動量がないので、なかなか体重が減らない。汗をかく夏に落としていきたい」と現状を明かした。4月の誕生日では糖質を抑えた豆腐とおからでつくったケーキが用意され、「部屋のみんなも協力してくれている」と感謝した。
二番相撲では土俵に上がる際に転倒。「体重からきている。スッと土俵に上がれるように頑張る。来場所は稽古をしっかりして、勝ち越せたら」と意気込んだ。