首位阪神の投手陣を引っ張る大竹耕太郎と村上頌樹 球界OBは「レジェンド投手」に重ねて両投手を絶賛

2023年5月25日(木)7時0分 ココカラネクスト

投手陣の好調には岡田監督も手応えを感じているはずだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 開幕から41試合を経過して、26勝14敗1分(5月24日現在)でセ・リーグ首位を走る阪神。ここまでチーム防御率は2.66でリーグトップを記録しており、安定した投手陣がチームを支えている。その中でも躍動しているのが、現役ドラフトでソフトバンクから加入した大竹耕太郎と、プロ3年目の村上頌樹だ。

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 大竹は先発登板した20日の広島戦で白星はつかなかったものの、7回84球4安打無失点の好投を披露するなど、ここまでリーグ単独トップの5勝0敗、防御率0・48と圧巻の投球を披露している。一方の村上は、23日のヤクルト戦で6回4安打2失点の投球を見せ、今季4勝目の白星をゲット。さらに、この試合で規定投球回に到達し防御率1・47でセ・リーグの防御率トップに浮上した。

 今季ブレイクした大竹と村上を球界OBはどう見ているのか。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍している高木豊氏が自身のユーチューブチャンネルを更新し、両投手の良さを解説した。

 高木氏は「2人に共通しているのはコントロールがいいということ。無駄なフォアボールを出して、ヒットでつなげられてチャンスが拡大しちゃうみたいなことがない」とコメントし、両投手の共通点として制球力を挙げた。

 まず、大竹については「コントロールがものすごく良くて、高めに絶対来ない。バッターは誰も打てないなんて思わない。何とかなるんじゃないかなと思うけど、打ちにいったらスカッとかわされる。それで遅いボールを待っていたらドーンとくる」とコメントし、「坂本のリードもいいんだろうけど、それに応えられるコントロールを持っている」と、左腕を称賛した。

 一方の村上については、「昔でいうと北別府さんみたいなタイプ。コントロールを間違えることがなかった。精密機械みたい」と、通算213勝を挙げた名投手に重ねて制球力の良さを高く評価した。さらに、「村上は球に力があって弾かれるような感じがする。村上の真っ直ぐは回転数が多いから、捉えたというのがファールになる」「大竹は低めに制球するけど、村上は高めに制球してくる時がある。これが厄介だよ」と、大竹との違いを挙げて解説した。

 18年ぶりの悲願に向けて、大竹と村上の2人がチームを引っ張る。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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