【阪神】藤川球児監督、審判団から24日の疑惑判定の説明受け「お互いリスペクト持ってやっている」

2025年5月25日(日)18時23分 スポーツ報知

7回、交代を告げた藤川球児監督(カメラ・義村 治子)

 ◆JERAセ・リーグ 中日1—5阪神(25日・バンテリンドーム)

 阪神・藤川球児監督が試合前のメンバー表の交換の際に審判団から24日の9回の疑惑判定を巡る見解の説明を受け、報道陣の取材に応じた。

 「まずもって、自分自身は全く感情的にはなってないっていうのを一つお伝えします。冷静に丁寧に、昨日の段階で(報道陣の方に)話していたとは思うんですけども、その上で井上監督とアンパイアの方たちと(メンバー表交換の際に)話をしました。(審判団)から紛らわしいジャッジがあったことで、井上監督としては『ストライク、ボールではなくて、ジャッジに対して』ということだったんですけれど、タイガースの自分としては『こちらのベンチでは、それが何が行われてるかわからないんです』という話をしました。その中で審判の方から紛らわしいジャッジがあって、そのあと説明にタイガース、藤川監督の方に行かなかったっていうことも含めて、すごく申し訳ないということでした。いろんなことが起こることは問題がないんだけれども、ルールの曖昧さっていうところの話をしたんですけど。解決しましたので、やるしかないといいますか、別に普通のことを言ってるまでであって、楽しくメディアの皆さんが(報道)されるかもしれないですけれど、決して自分たち現場ってのは、お互いリスペクトを持ってやっているという、ただそれだけなんですけどね」

 問題のシーンは24日の9回先頭の渡辺の打席が発端。フルカウントから低めのきわどいコースを見送って四球を選んだが、小林球審が右手を上げかけたこともあり、井上監督がベンチを飛び出して、ジェスチャーに対して抗議。そして、1点差に迫り、なお9回2死二塁の好機で中野がフルカウントから内角のきわどいゾーンの直球で見逃し三振に終わり、ボール球と確信を持ち、しばらく打席を離れなかった。そのため、藤川監督は試合後、阪神ベンチから映った状況を踏まえ、「最後の先頭バッター、渡辺のところでストライク、ボールの抗議は禁止なはずなんですけど。それがあった中で最後の中野の1球というのは、正直、納得いかないですね。審判の方をリスペクトしますけど、最後のストライク、ボールは正直、らしくないなという感じはしますね。明らかにタイガースサイドから見れば、そう見えてしまう抗議と最後の結果という風になる。抗議がなければ、別にそれ(疑問)はなかったんですけど、そこはやっぱり改善の余地はあるんじゃないか」と苦言を呈していた。

スポーツ報知

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