【阪神】藤川球児監督、佐藤輝明のプロ初の左翼起用に言及「チームが活性化していくため」
2025年5月25日(日)18時15分 スポーツ報知
7回、交代を告げた藤川球児監督(カメラ・義村 治子)
◆JERAセ・リーグ 中日1—5阪神(25日・バンテリンドーム)
阪神・藤川球児監督が佐藤輝の左翼起用に言及した。
主砲は公式戦では初の左翼での出場。シーズンでの外野守備は右翼で出場した22年10月2日・ヤクルト戦(甲子園)以来だった。藤川監督は「(佐藤輝は)レフトもライトもありますし。(右翼の)森下のレフトもあると思う。チームが活性化していくためのところですから。そのあたりは、基盤は必要なんですけど、それから1年間戦っていく上で必要と思えば、それが大きな決断でもしなければいけない」と説明した。
佐藤輝の定位置、三塁は新外国人のヘルナンデスが務めた。7回に代走・熊谷が送られベンチに下がったが、そのまま熊谷が三塁に入った。佐藤輝は最後まで左翼での出場。指揮官は「ゲーム中に動かすというのは、通常ではないのかなという風に自分自身では考えている。やっぱりスタートで佐藤を外野で起用したところから、サードに持ってくるのは戦力が足りてない状況であれば仕方ないと思いますけど、そうではなくて、打線の厚みをというところの起用になってますから、そこに関しては一貫性は非常に大事になると思います」と明かした。