【中日】9回、マルテの痛恨悪送球から崩壊4失点 3連戦すべて接戦で3カード連続負け越し
2025年5月25日(日)16時34分 スポーツ報知
9回無死一塁、交代を告げられるジュニオル・マルテ(中央)(カメラ・義村 治子)
◆JERAセ・リーグ 中日1—5阪神(25日・バンテリンドーム)
中日は3カード連続の負け越しを喫した。3連戦は初戦が延長戦で敗れ、第2戦は8回に勝ち越しての勝利。この日も同点のまま終盤までもつれたが、競り負けた。
1—1の9回に登板したマルテが痛いミス。先頭の熊谷に左前打を許した後、木浪の投犠打の処理で一塁への悪送球を犯し、無死二、三塁とピンチを広げた。ここで坂本に決勝の2点二塁打。さらに代打・島田の犠打の処理も一塁への悪送球となって3点目を献上すると、救援した福も止められず、この回4点を失った。
先発の松葉は7回1失点。7安打を浴び、4四球を与えながらも粘った。初回、2回は2イニング連続の併殺。6回は2死一、二塁で大山を中飛に打ち取り、7回1死二、三塁では代打・渡辺を空振り三振。さらに2死満塁で中野を二ゴロに打ち取って援護を待ったが、報われなかった。
打線は5回に2死から二、三塁をつくり、岡林が同点打を放ったが、なおも一、三塁で逆転はできなかった。8回は先頭の代打・川越が右前打を放つと、岡林に犠打を選択。1死二塁としたが、田中が遊ゴロに打ち取られると、上林が敬遠の後、カリステが右飛に倒れた。