横浜FMキスノーボ監督「最高の気分です」…首位の鹿島に70日ぶり勝利で連敗7でストップ 就任後初勝利

2025年5月25日(日)16時42分 スポーツ報知

前半、笑顔を見せる横浜M・キスノーボ監督(カメラ・山崎 賢人)

◆明治安田J1リーグ▽第18節 横浜FM3—1鹿島(25日・日産スタジアム)

 横浜FMがホームで7連勝中だった首位・鹿島を3—1で下し、70日ぶり勝利でクラブワーストだった連敗を7で、未勝利を11で止めた。

 前半4分にゴール前のこぼれ球をDF永戸が利き足とは逆の右足で豪快なシュートを突き刺してリーグ6戦ぶりに先制点を決めると、同13分には左サイドからボールを展開し、中央のMF山根からのパスを受けた右サイドのFWヤンマテウスが左足で冷静にゴール左へ流し込んで追加点。連敗脱出へ、立ち上がりでリーグ6戦ぶり先制点&複数得点をマーク。さらに同27分にはFWアンデルソンロペスの突破から、最後はゴール中央からFWヤンマテウスが鮮やかな左足シュートをゴール左上へ流し込んで、今季リーグ最多タイの3点目でリードを広げた。

 前半36分に鹿島のFWレオセアラにゴールを奪われ、後半は立ち上がりから鹿島に押し込まれる展開が続き何度もセットプレーを招いたが、集中力高く守り、決定機は作らせず。このままリードを守り抜き、3月16日のG大阪戦(2〇0)以来、70日ぶり勝利となる今季2勝目を挙げた。

 試合後のインタビューで、就任後初勝利となったキスノーボ監督は「最高の気分です。この何週間かどういう風にチームを立て直すか、そして自分たちがどういう方向に向かっていくか、時間がない中でやってきました。選手たちは全てを使ってピッチ上で表現していますし、しっかり結果を出してくれた。選手たちがスタートからやってきたことをピッチ上で表現して、どう出していくかが見えましたし、それが結果につながった」とたたえた。

 待望の勝利をマークしたが、いまだ最下位でJ1残留圏内まで勝ち点差は大きく離されている現状に変わりはない。次節の敵地・町田戦に向けて「ここで何も終わることはないです。ここからしっかり続けて、次の結果に向けてやっていきたい」と前を見据えた。

スポーツ報知

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