法大が明大に快勝 1番起用の境が躍動 大阪桐蔭の先輩、楽天・浅村に「少しでも近づけるように」
2025年5月25日(日)18時49分 スポーツニッポン
◇東京六大学春季リーグ戦 法大8−3明大(2025年5月25日 神宮)
負ければ明大の優勝が決まる一戦のマウンドに上がった野崎慎裕(4年)が5回1失点の好投で今季3勝目を挙げた。「絶対に目の前で優勝は見たくなかったので、意地を見せられたかなと思います」と振り返った。
2点を先制した初回には2死一、三塁のピンチを招いた。対するは首位打者をキープしている宮田。「想定はしていたんですけど、実際に宮田選手という好打者に迎えてしまったんですけど、気持ちで負けず、インコースを付くことができたのが良かった」と攻めの配球で三振を奪いガッツポーズ。「気持ちが入っていたので良かったです」と場面を振り返った。
打っては1番に起用された境亮陽(1年)が5打数3安打2打点の活躍で打席を牽引。大阪桐蔭時代は主に1番を務めており、「高校の時もほとんど1番で試合に出させてもらうことが多かったので、自然と打席には入れた」と役割を全う。
大阪桐蔭の1番打者と言えば24日に2000本安打を達成した楽天の浅村栄斗。偉大な先輩の活躍については「偉大な先輩なので少しでも近づけるように。他にも大阪桐蔭のOBは素晴らしい人がいるので自分も(その人達に)続けるように頑張っていきたい」と今後の活躍を誓った。