女子ハーフは田中礼美が2連覇 スポニチ山中湖ロードレース

2025年5月25日(日)12時34分 スポーツニッポン

 第45回スポニチ山中湖ロードレース(スポーツニッポン新聞社、山中湖村主催)は25日、山梨県南都留郡山中湖村で9197人がエントリーして行われ、女子ハーフは田中礼美(よしみ、33)が1時間22分6秒(速報値)で2年連続2度目の優勝を飾った。

 一昨年まで“10連覇”を成し遂げた山口遥は昨年に続き不参加。昨年初優勝を飾った田中にとって、連覇だけを見据えていただけに「ひとまずホッとしています」と目標達成を喜んだ。

 「周りにはあまり(ライバルが)いなかった」と振り返ったように序盤から抜け出すと、2位に15分近くの大差をつけてゴールテープを切った。「7、8キロあたりの上りでしんどくなった」というが「近くを走っていた男子選手の力を借りて最後まで走ることができました」とペースを維持。昨年の自身の優勝タイムを2分15秒上回った。

 神奈川の平塚市陸協所属で、今年は4月の焼津みなとマラソンのハーフ女子を制するなど、トップ市民ランナーとしても活躍している。練習仲間が山中湖まで駆けつけ、スタート地点でメッセージボードを掲げるサプライズもあった。「すごく力になりました」と仲間の応援にも刺激をもらった。

 山口の持つ大会記録は1時間15分27秒。「タイムはまだまだ山口さんに及びません。憧れの山口さんのように勝ち続けられるように」と早くも来年の大会を見据えていた。

スポーツニッポン

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