草野 約6年ぶりの十両連続優勝 剣翔を寄り切って13勝 名古屋場所では新入幕

2025年5月25日(日)16時11分 スポーツニッポン

 ◇大相撲夏場所千秋楽(2025年5月25日 両国国技館)

 元学生横綱の西十両筆頭・草野(23=伊勢ケ浜部屋)が西十両9回目・剣翔(33=追手風部屋)を寄り切り、13勝2敗で2場所連続の十両優勝を決めた。2場所連続の十両優勝は19年初、春場所の志摩ノ海以来、約6年ぶり。「率直に安心しました。休まずに出られました」と取組後、笑顔を見せた。

 1差で追う西十両5枚目・若碇(20=伊勢ノ海部屋)が先に取組を終えて12勝と星を伸ばして臨んだ。負けると優勝決定戦だったが、大学時代から経験豊富な23歳は落ち着いていた。立ち合いであっさり左上手を引くと、拝みながら右前みつも取って頭をつけて寄る完勝。西筆頭の番付で13勝したことで7月の名古屋場所では大きく番付を上げて新入幕する。

 「夏場はやせる。動ける太り方をして頑張りたい」。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が定年のため、今場所限りで師匠を退く。「3日前に“自分の相撲を取れ”と言われた。良かったなと思う」と恩返しの連続優勝を喜んだ。

スポーツニッポン

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