ミランが鎌田大地と契約決定的か「合意の準備完了」と海外報道

2023年5月26日(金)6時30分 ココカラネクスト

ミランと合意間近と言われる鎌田。来季はイタリアでプレーすることになるのか(C)Getty Images

 今シーズン終了後、フランクフルトを退団することが発表されている鎌田大地の新天地が決定間近のようだ。これまでも有力候補の一つとして伝えられてきたイタリア・セリエAのACミランが間もなく、契約を結ぶものと欧州など、海外複数メディアが報じている。

 イタリア国内でミランの情報を主に扱う『SempreMilan』は現地時間5月24日(日本時間25日)、日本人MFの去就について論じる特集記事を配信。その中では「ACミランは、現在ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトでプレーしている日本人攻撃的MFダイチ・カマダのフリー移籍獲得に非常に近づいているようだ」と綴っている。

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 さらに「移籍金を支払わずに契約できることや、特にブラヒム・ディアスがクラブを離れる可能性があることを考えると、ミランにとっては迷うことはないようだ」として、クラブ事情とともに鎌田獲得に極めて積極的であることを強調している。

 他にも同メディアは、現在26歳という年齢も獲得の大きな要因の1つに挙げている他、「ここ数シーズン一貫してブンデスリーガで最高の攻撃的選手の1人であり、それがアイントラハトとの契約が満了を迎える中、多くのチームが彼の獲得を狙っている理由である」として、選手としての評価の高さにも言及。その上で「今シーズン、カマダはリーグ戦で9得点、さらに6アシストを記録しチャンピオンズリーグとドイツポカールを合わせてさらに7ゴールを獲得した。2021/22シーズンは全大会で9ゴール4アシスト、2020/21シーズンには13アシストと、素晴らしいクリエイターとなった」として、近年でのスタッツの詳細も記している。

 また、米スポーツメディア『Yardbarker』もイタリアの名門の動向にフォーカス。こちらは「獲得合意の準備完了」と銘打ったトピックとなっており、移籍金無しの状況であることから「ミランは選手を(他クラブへ)奪われないようにスピードが必要だと理解している」と指摘。加えて「カマダは移籍に熱心であることが知られており、ミランがその意図に従って行動すれば、迅速な契約を結ぶためのすべての要素が整っている」として、両者の合意まで時間を擁しないとの見解を示している。

 これまでいくつものクラブの名前が挙がってきた中、シーズン終盤を迎えるとともにACミランが「本命」との声が強まる一方だ。昨季より注目を集めていた日本代表MFの去就は、ようやく決着を迎えることとなるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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