【採点&寸評】鹿島、連勝7で止まる…2位柏と勝ち点3差に 攻撃の形は作ったが…序盤の3失点響き5敗目

2025年5月26日(月)5時0分 スポーツ報知

鹿島の横浜FM戦先発布陣(2025年5月25日)

◆明治安田J1リーグ▽第18節 横浜FM3—1鹿島(25日・日産スタジアム)  

 首位の鹿島は、最下位・横浜FMに1—3で敗れた。前半の3失点が重くのしかかり、連勝は7で止まった。2位の柏との勝ち点差は3に縮まった。

 採点と寸評は以下の通り。

鬼木達監督【5・0】序盤にアクセルを踏めなかったことが全て。痛い敗戦だが、次に生かすべき反省点は明確

GK早川友基【6・0】3失点はいずれも相手のファインゴール。4失点目を免れるセービング

DF小池龍太【6・0】チャヴリッチとの縦関係は日増しに成熟。相手にとって最大の驚異となっていた

DF植田直通【5・5】2列目に逃げるアンデルソンロペスの対応に苦戦。G大阪も踏襲してくる可能性があるので、注意が必要

DFキムテヒョン【5・5】先発出場試合では初黒星に。左CBの位置からチャヴリッチを使えるようになってきたことは好材料

DF安西幸輝【5・5】追撃ゴールの起点になるなど奮闘したが、結果的に対面のヤンマテウスに2失点

MF三竿健斗【5・0】サッカー選手としての長所が何なのかを考えれば、出場45分間で3失点は厳しい結果

MF舩橋佑【5・5】攻撃面では悪くなかったが、守備での貢献が限られた分、攻撃回数も限られた。そこは一体

MF荒木遼太郎【5・5】どんな形であれ、アシストはアシスト。ゴールを演出し、初めて数字がついた。ある意味、チームとしてこの日1番の収穫。これをキッカケにできるかできないかは、G大阪戦次第

FWチャヴリッチ【6・5】ゴールが先か、アシストが先か、ガス欠が先か、鋭い抜け出し連発による三択の争いは、最後者に軍配。でも、その調子

FW鈴木優磨【6・0】ペナ外左エリアで違いを作り、右からの折り返しに毎回顔を出したが…シュート4本は空砲に。ただ、4本打てていることはチームの攻撃設計がうまくいっている証し

FWレオセアラ【6・0】起き上がりながらシュートを打つ離れ業。あれは、ヤンマテウスのゴールより難易度が高い。5シーズン連続の二桁ゴール達成

MF柴崎岳【5・5】後半開始時IN。ボランチで出場。DFラインの前よりも、2列目のすぐ後ろの方が“本職”に感じる。前で受けられる回数を増やしたい

MF松村優太【5・5】後半17分IN。1度縦に仕掛けてそのままラインを割ってしまったが…逃げながらのクロスより、一か八かで仕掛ける割合をもう少し増やしてもいいはず

MF樋口雄太【5・0】後半28分IN。不要なファウルが2度。離脱前のトップフォームを取り戻したい

FW田川亨介【5・5】後半28分IN。自分の形でボールを受けられず

MF溝口修平【—】後半35分IN。出場時間短く採点なし

福島孝一郎主審【5・5】グレーゾーンの切り捨ては好印象。しかしカードか否か、色は何かの部分はJ基準とズレがあるのでは

※平均は5・5〜6・0点。(採点・岡島 智哉)

スポーツ報知

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