【日本ダービー】ファイアンクランツは距離と安定感が魅力 ダービー初騎乗の佐々木大輔騎手「本当に感謝」
2025年5月26日(月)13時45分 スポーツ報知
ファイアンクランツ
◆第92回日本ダービー・G1(6月1日、東京競馬場・芝2400メートル)
今年の3戦全てで2200メートル以上を使ってきたファイアンクランツ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父ドゥラメンテ)が、距離経験を生かしてG1の舞台でも上位を目指す。
デビューからの6戦で3着以内5回。唯一、馬券圏外となった東京スポーツ杯2歳Sでも2歳王者のクロワデュノールと0秒4差の4着と堅実な走りが魅力。新馬戦以来となる騎乗を託された佐々木大輔騎手は「新馬で乗った時から長い距離がもつと思っていたし、ダービーに行くのかなと感じていました」。当時から距離への適性と素質の高さを感じていた。
JRAで9、68、77勝と確実にステップアップしてきた4年目の佐々木騎手はダービー初騎乗。「デビューしたばかりの頃はダービーに乗ることが全く考えられなかったので、すごくうれしく思います。G1のなかでも別格だと思うので、依頼をもらえて本当に感謝しています」と素直に喜びを語る。日頃からお世話になっている堀厩舎やオーナーへの感謝を胸に競馬界最高峰の舞台に立つ。