まさに怪力!パイレーツ・クルーズがMLB史上最速弾 197・8キロ爆速アーチが右翼場外へひとっ飛び

2025年5月26日(月)13時40分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ パイレーツ5—6ブルワーズ(2025年5月25日 ピッツバーグ)

 パイレーツのオニール・クルーズ外野手(26)が25日、本拠でのブルワーズ戦に「1番・中堅」で先発出場。3回の第2打席で2015年の「スタットキャスト」導入以降、メジャー史上最速となる11号本塁打を放った。

 3点を追う3回、先頭で打席に入ると、相手先発・ヘンダーソンの高め直球を完璧に捉えた。打球は弾丸ライナーで右翼観客席を軽々と超え、場外に着弾した。

 打球速度は122・9マイル(約197・8キロ)を計測。大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、スタットキャストで記録を始めた2015年以降、本塁打では史上最速弾という。これまでの最速は2018年8月9日にヤンキース・スタントンが記録した121・7マイル(約195・9キロ)だった。

 これまで全安打の最速記録は自身が2022年8月24日に記録した122・4マイル(約197キロ)だったが、この日の場外弾はその記録も自らのバットで打ち破った。

 試合後、クルーズは「打てる球を探していて、うまく捉えることが出来た。スタットキャスト史上、最も打球速度が速いと聞いて、さらにうれしいよ」と語った。

 

 ただ、チームは5—3の8回に3番手・ボルッキーが3失点し、逆転負けを喫した。

 ドミニカ共和国出身のクルーズは21年にパイレーツでメジャーデビュー。2メートル1センチの長身で抜群の身体能力を誇る。昨季途中に遊撃から外野に転向した。昨季は146試合で打率・259、21本塁打、76打点だった。

スポーツニッポン

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