【大谷翔平と一問一答】ライブBP「内容も納得」先頭打者弾は「甘い球を打てた」二刀流復活へ「楽しみ」
2025年5月26日(月)11時45分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース1—3メッツ(2025年5月25日 ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日)、敵地でのメッツ戦に「1番・DH」で先発出場。相手先発・千賀滉大投手(32)からメジャー初本塁打となる18号先頭打者アーチを放つなど4打数1安打もチームは逆転負けで連敗を喫した。試合前にはライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板し、23年9月の右肘手術後初めて打者と対戦した。試合後の主な一問一答は以下の通り。
——ライブBPを振り返って。
「ステップが踏めた。内容も納得できた。次のライブBPまでにうまく調整したいと考えています」
——球速良い感じ(最速97マイル=約156.1キロ)だったと聞いた。
「バッターが立てば(球速が)上がるのは分かっていましたけど、あまり上げすぎないように。1回目のライブBPなので、あまりなるべく96、97(マイル)は投げないようにしましたけど、最後の方は出ていたので、良いところであり、もう少し抑えながらいけばいいのかなと思います」
——楽しめたか。
「最近あまり投げていなかったので自分がピッチャーをやってるっていうのを若干思い出した感じもある」
——今後の調整は。
「基本的には週1で投げられればいいなと思っているので、遠征の兼ね合いとか、ホームの時はバッターも実戦に近いマイナーリーグの選手が来てくれたりすると思いますけど、今日みたいに遠征先だとそういうわけにはいかないので、そういうところの難しさもあるかなとは思います」
——ノーワインドアップで打者と対戦し、新しいフォームの仕上がりは。
「そこまで大きく変わりはしないのかなと思うので、ラインの出し方だったりとかっていうのは変わりますけど、基本的に着地するまでの動作はラインが出てるかどうかが一番大事なところではあるので、そこの違いはありますけど、あまり大きく区分けするのでなく、やれることだけやればセットもワインドアップでも基本的には一緒じゃないかなと思います」
——ライブBP登板で忙しかったが、いきなり千賀から先頭打者本塁打を打った。
「甘い球をしっかり打てたのでそこは良かったとは思うので、3打席目が逆に自分の中では打ってるかなってところではあと少し捉えられないってところが、もう少しどうにかなる打席だったのかなと。ホームランを打てていれば同点にもなったし、自分の打席としては悔やまれます」
——前日のピーターソン、今日の千賀。相手先発の印象は。
「2人の印象、2人は対極の投手ではあるので、2人が一緒って事はないですけど、全体的に素晴らしい投手陣だと思うので、今日も満塁もありましたし、惜しいっていえば惜しいのかなと思うので、もう少し丁寧に。昨日も僕は3つ三振してるので、もう少し丁寧にどうにかなる打席もあったんじゃないかなと、そこは反省点です」
——投手として復活のシーズン。どれだけ楽しみか。
「もちろん楽しみにしてますし、まだ今シーズン出られるって確定してないので、もちろんそこの位置にしっかり行く過程の中でスケジュール通り復帰してチームの戦力になれれば、その先が見えてくるのかなと思います」