日本ボクシングコミッション、職員5人が結託して休日手当など水増しか…懲戒処分を検討
2025年5月26日(月)20時53分 読売新聞
ボクシングのグローブ
国内のプロボクシングを統括する日本ボクシングコミッション(JBC)の事務局職員5人が結託してタイムカードを不正操作し、休日出勤手当などを水増しして受け取っていた疑いのあることが26日、関係者への取材で分かった。JBCは調査の上で、懲戒処分を科す方向で検討している。
関係者によると、いずれも男性の職員5人は試合の前日計量などで土日や祝日に出勤、退勤した際、他の職員の分もタイムカードを打刻するなどして勤務時間を水増ししていた疑いが持たれている。今年2月に内部通報で発覚した。5年以上にわたって行われていた可能性もあり、不正受給の総額については調査中。JBCは3月下旬から対象の職員を自宅待機させている。1人はこの春、定年退職したという。