【ロッテ】田中晴が7回無失点で3勝目 9回に小野が1死も取れず屈辱4失点も今季ワースト借金12は回避

2025年5月27日(火)21時24分 スポーツ報知

今季3勝目を挙げた田中晴也(カメラ・越川 亙)

◆パ・リーグ ロッテ6—4オリックス(27日・ZOZO)

 ロッテ・田中晴也投手が本拠地・オリックス戦に先発し、自己最多タイ7回で96球を投げ、2安打無失点の快投で今季3勝目を挙げた。6点リードの9回に3番手・小野が1死も取れずに3点を失って降板。無死一塁からマウンドに上がった4番手左腕・鈴木は、1死一、三塁から杉本に右犠飛を許したが、逃げ切った。打線は11安打6得点と打線がつながり、今季ワーストとなる借金「12」は回避した。

 先発・田中は、初回は先頭・広岡をカウント2—1から150キロ直球で空振り三振、続く西川もフォークで空振り三振を奪った。3番・紅林は初球を右飛に打ち取って、3者凡退スタートを切った。2回も3本の内野ゴロで3人。3回は先頭に左安を許したが、後続を抑えて無失点で切り抜けた。

 マウンド上では1球ごとに大量にロジンバッグを使用する右腕。4回の先頭・西川の打席直前には、白い粉がマウンド上に大量に舞い上がり、名幸球審から注意を受けるほどだった。その後は、足元付近の低い位置でロジンを触って対策していた。

 雨脚が強まってきた6回は、先頭・若月を二飛に打ち取ると、続く広岡はスライダーで空振り三振で奪うと、マウンド上で気迫のガッツポーズを見せた。2番・西川は一ゴロに仕留めた。7回も球威が衰えることなく、先頭の3番・紅林、4番・頓宮をいずれも中飛に打ち取り、5番・森も詰まらせた三飛に封じた。

 打線は、2回1死一、二塁から高部の右越え適時二塁打で先制すると、友杉の中犠飛、藤原の中前適時打で計3点を先取。7回には2死一塁から6番・寺地の左中間適時二塁打で4—0と引き離した。8回には1死二、三塁から2番・藤岡の右犠飛で追加点を挙げると、なおも2死三塁で3番・池田の一ゴロが一塁・頓宮の失策を誘い、6—0と試合を決定づけた。

スポーツ報知

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