【日本ダービー】坂井瑠星と共同通信杯Vコンビでダービー制覇狙う 東京コースは2戦2勝の得意舞台

2025年5月27日(火)6時25分 スポーツ報知

マスカレードボールは東京コースがプラスに

◆第92回日本ダービー・G1(6月1日、東京競馬場・芝2400メートル)

第92回日本ダービー・G1(6月1日、東京)で反撃を狙う皐月賞の2〜5着馬が、着々と態勢を整えている。東京へのコース替わりがプラスになるマスカレードボールの坂井瑠星騎手(27)も期待を高めている。

 2走前の共同通信杯を制したマスカレードボールが、坂井との再タッグで人馬ともに“ダービー”の称号に挑む。

 共同通信杯勝利後に「持っているものは間違いなくG1級」と最大限の賛辞を送った坂井。1週前追い切りで久々にコンタクトをとり、美浦・Wコースを6ハロン84秒5—11秒3とゆっくりとしたペースでもピタリと折り合いをつけ、息が合うところを見せた。「操縦性が良くて乗りやすい。変わらずにきていることを確認できたことが何より」と充実した表情に確かな手応えが伝わってきた。

 3着だった皐月賞は1角で馬群が密集し、スムーズな競馬とはならなかったが、直線では力強く脚を伸ばし2着のクロワデュノールに首差まで迫った。騎乗した横山武が「中山は得意ではないけど、能力だけでここまできました」と評価すれば、手塚久調教師も「二の脚がつかなかったし、結果は残念だったけど、馬込みから脚を伸ばせたのはよかった」。2冠目での逆転を狙うには十分な内容だった。東京は2戦2勝で、実力を最大限に引き出せる舞台だ。

 鞍上、指揮官ともにダービー初制覇がかかる。4度目の挑戦となる坂井は「皐月賞を見て、ダービーが楽しみだなと思いました。自分はどのレースも勝ちたいし、それが仕事。ただ、ダービーは関係者みんなが目指すところ。チャンスをいただけたので結果を出したい」と意気込んでいる。(浅子 祐貴)

スポーツ報知

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