【ロッテ】吉井監督、7回無失点の快投を演じた20歳右腕に期待「ゆくゆくは中5、中6で」
2025年5月27日(火)22時31分 スポーツ報知
勝利し跳び上がる(左から)池田来翔、山本大斗、藤原恭大(カメラ・越川 亙)
◆パ・リーグ ロッテ6—4オリックス(27日・ZOZO)
ロッテ・田中晴也投手が本拠地・オリックス戦に先発し、自己最多タイ7回で96球を投げ、2安打無失点の快投で今季3勝目を挙げた。吉井監督は「中10日を空けて今は投げているけど、しっかり自分の責任を果たしてくれている。これからどんなピッチャーになるのか凄く楽しみですね。彼はまだトレーニングする期間もいるので、基礎体力アップのためにも時間空けている。でもゆくゆくは中5、中6で投げてもらわないといけない投手なので、どこかでそういう風に切り替えていきます」と期待を込めた。
打線は、2回1死一、二塁から高部の右越え適時二塁打で先制すると、友杉の中犠飛、藤原の中前適時打で計3点を先取。7回には2死一塁から6番・寺地の左中間適時二塁打で4—0と引き離した。8回には1死二、三塁から2番・藤岡の右犠飛で追加点を挙げると、なおも2死三塁で3番・池田の一ゴロが一塁・頓宮の失策を誘い、6—0と試合を決定づけた。
6点リードの9回に3番手・小野が1死も取れずに3点を失って降板。無死一塁からマウンドに上がった4番手左腕・鈴木は、1死一、三塁から杉本に右犠飛を許したが、何とか逃げ切り、「ちょっと小野がだらしないというか、不甲斐なかったんですけど。その後鈴木がしっかり抑えてくれて良かったと思う」と指揮官。今季ワーストとなる借金「12」は回避した。