佐藤琢磨はインディ500で9位に繰り上げ レース後車検で3台に技術違反が判明

2025年5月27日(火)8時30分 スポーツニッポン

 25日(日本時間26日)に米インディアナ州インディアナポリスで決勝が行われた世界三大自動車レースの一つ「インディアナポリス500マイル(インディ500)」で、11位でフィニッシュした佐藤琢磨(48=ホンダ、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が9位に繰り上がった。

 レース後の車検で2位に入ったマーカス・エリクソン(34=ホンダ、アンドレッティ・グローバル)と6位のカイル・カークウッド(26=ホンダ、アンドレッティ・グローバル)など3台のマシンに技術違反が判明したため。3台は最後方の順位となるペナルティーを受けた。

 インディカー・シリーズによると、アンドレッティ・グローバルの2台のマシンはダラーラからシャシーを供給されたが、エネルギーマネジメントシステムのカバーに未承認のパーツが使用されていたという。本来は供給された部品はそのまま使用されなければならないが、改造により空力面のアドバンテージを得る可能性があったとしている。

 レースは残り14周で22年大会覇者のエリクソンをかわしたアレックス・パロウ(28=ホンダ、チップ・ガナッシ・レーシング)が初優勝。2番手からスタートした佐藤は200周のうち最多の51周でリードラップを記録したものの、86周目のピットストップの際に本来の停止位置を6フィート(約1.8メートル)オーバーして停止。ピット作業が遅れて大きく順位を落とした。

スポーツニッポン

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