プロ野球通算11万本目の本塁打は誰が打つ!? ネビンが打てば西武が最多タイに
2025年5月27日(火)5時30分 スポーツニッポン
【WeeklyData展望】マレーロ(オ)の10万号から8年…プロ野球の本塁打数は通算11万本にあと6本と迫っている。今季の1試合あたりの平均本塁打数は1.13本で、計算上は6試合行われる27日に区切りの一発が飛び出すことになる。
メモリアル弾男は誰になるのか。1万本刻みの過去10人を見ると1万号の渡辺清(阪急)をはじめ8人が外野手で、そのうち7人がパ球団所属。つまり、パの外野手が1万号刻みの一発を放つ確率は70%だ。また、00年以降の3人はいずれも外国人。9万号のブラウン(西)、10万号のマレーロはともにパ球団の外野手に当てはまる。
ブラウン、マレーロはともに来日1年目だった。今季、来日1年目の外野手はキャベッジ(巨)、ファビアン(広)、ボスラー(中)、オリバレス(オ)、ネビン(西)の5人。パはオリバレスとネビンの2人だ。
オリバレスは現在2軍調整中で本命はネビンか。西武勢は太平洋時代の基満男(3万号)とブラウンの2人が名前を刻んでいる。ネビンが打てばオリックス勢に並ぶ最多タイになる。データは未来を語るのか。楽しみにその時を待ちたい。(記録課・八田 朝尊)