花園の司令塔がリベンジ&1部復帰へ闘志「今はハーフタイム」30日に敵地三重でリーグワン入替戦・第2戦

2025年5月28日(水)19時2分 スポーツ報知

SOクーパー(左)は同じ花園ラグビー場で練習するサッカーJ3・FC大阪のDF水口湧斗からサインを求められて快諾(カメラ・田村 龍一)

◆ラグビー▽リーグワン入替戦第2戦 三重—花園(30日・三重交通G)

 1年での1部復帰を目指す花園(旧近鉄、2部2位)は28日、三重(旧ホンダ、1部11位)との入替戦の第2戦のメンバーを発表した。終了間際のラストプレーで逆転され25—29で敗れた第1戦(24日・花園)に続いて先発する元オーストラリア代表SOクウェイド・クーパーは、「まだ、結果が出たわけではない。今は“ハーフタイム”」と独特の表現で決意表明。「(第1戦で)相手はめちゃくちゃ喜んでいた。“ハーフタイム”で喜んでロッカーに戻るチームなんて見たことない。『待っておけ』という感じだ」と闘志をみなぎらせた。

 テストマッチなどで長年、ハーフ団(9、10番)を組んできた元オーストラリア代表SHウィル・ゲニアとともに今季限りでの花園退団を発表済み。クーパーは「最後のホーンが鳴った時に勝者となっているのか敗者となっているのか、ひりひりするのが楽しい。この瞬間を楽しまないわけにはいかない」とパス、ラン、そしてプレースキックで“有終の美”へと導く覚悟だ。

 向井昭吾ヘッドコーチも「ハーフ団はこちらが上。2人が先発で自分たちのストラクチャーを遂行してくれて、チームが落ち着いてきた」と、開幕から3戦勝ちなしだったチームをけん引し、立て直した助っ人に感謝。2戦合計の勝ち点で上回り、昇格を果たして笑顔で今シーズンを終える。

スポーツ報知

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