4週ぶり参戦の西郷真央「去年の課題を生かせるか」メジャー2連勝へ意気込み 29日開幕全米女子OP
2025年5月28日(水)13時22分 スポーツニッポン
米女子ゴルフのメジャー第2戦全米女子オープンは29日(日本時間同日夜)から4日間、米ウィスコンシン州のエリンヒルズ(6829ヤード、パー72)で開催される。
4月のメジャー初戦シェブロン選手権で米ツアー初優勝を飾った西郷真央(23=島津製作所)は開幕2日前の27日、9ホールを回って調整した。
4週ぶりの復帰戦は日本選手初のメジャー2連勝が懸かる大会になるが「特に何も変わることなくいつも通り、頑張れたらなと思っています」と淡々と話した。
シェブロン選手権を制した西郷は、翌週ブラックデザート選手権を31位で終えた後、みずほアメリカズ・オープンをキャンセルし、急きょ一時帰国した。日本滞在中には家族で優勝のお祝いをしたり、師匠の尾崎将司に優勝報告に行ったりしたものの、ほぼ外出することはなかった。
3週間のオフを「日本に戻って最初の2、3日は休んでから、ずっと練習はしていた。どこかに出かけたとかはなく、いつも通りのオフの過ごし方って感じでした」と振り返った。
23日にウィスコンシン州に入り、24日から連日9ホールずつ練習ラウンドを行っている。17年に男子メジャー全米オープンも開催したエリンヒルズについては「ラフが長いし、横のミスをすると、簡単にはバーディーは来ない。風次第でかなりスコアが変わるコース」と印象を語った。
ペンシルベニア州のランカスターCCで開催された前回大会は予選落ちした。1年の時を経て、メジャーチャンピオンとして全米女子オープンに挑む西郷は「この難しいセッティングで去年の全米の課題を、今年どれだけ生かせるか。まずは自分が納得いくショットができたらいい」と力を込めた。