代表初招集の湘南DF鈴木淳之介「全員がお手本。いっぱい学びたい」元湘南の主将は「テレビでしか...」
2025年5月28日(水)17時35分 スポーツニッポン
J1湘南ベルマーレが28日、神奈川県平塚市内で練習を公開した。6月にW杯最終予選2試合を戦う日本代表に初招集されたDF鈴木淳之介(21)が取材に応じ「全員がお手本となるような選手。いっぱい学びたい」と初々しく意気込んだ。
帝京大可児から4年目で、昨夏にボランチから転向したセンターバック左で不動の主力に成長。今季J1全18試合に先発し、ほぼフル出場している。「ここまで波もなく、悪くないプレーができているとは思っていた」とある程度の手応えはあった様子。とはいえ日本代表の夢は「小さい頃から思ってはいたけど、今年に入ってもまだ漠然とした感じで、いつか入れたらというくらいだった。まだ実感はない」という。
積極的な攻撃参加など従来の持ち味に加えて、空中戦を含む対人能力が凄みを増した。デュエル勝利数やタックル数などの今季J1個人スタッツでは軒並み上位をキープ。「Jリーグでやれているプレーが、上の舞台で通用するか試せるのは凄く楽しみ」と意欲をにじませた。
今回の日本代表メンバーは湘南出身者がそろい、主将のMF遠藤航をはじめFW大橋祐紀、FW町野修斗、GK谷晃生と5人を数える。中でもかつて自身と同じ3バックの一角を務めた11歳上の遠藤は「テレビでしか見たことがない方。いろいろと関わりたい」と初対面が楽しみな様子。湘南ファミリーの躍進に「成長させてくれるスタッフや選手がいて、引っ張られて成長できている。いい環境に飛び込めたなと思う」とあらためて感謝を口にした。