関本賢太郎氏 輝右翼、森下左翼、ヘル三塁 交流戦を見据えた大胆起用!!高い守備力を期待できる

2025年5月28日(水)5時15分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 阪神1—0DeNA(2025年5月27日 倉敷)

 【関本賢太郎 視点】ブルペンが呼び込んだ阪神のサヨナラ勝利だ。7回1死一、二塁で才木をリリーフした及川の連続三振に始まり、石井、岩崎、湯浅、岩貞の打者14人のパーフェクトリレーは見事だった。劣勢で引き分けも覚悟した中での勝利の価値は大きい。

 阪神は思い切った布陣で臨んだ。森下が2年ぶりの左翼スタメンなら、佐藤輝は3年ぶりの右翼スタメン。森下の左翼は自打球の影響を考慮したものかもしれないが、「ベストな形を取るのは当たり前」と試合後に藤川監督が語ったように一時的な措置ではなく、交流戦もこの形を取る可能性が高い。

 三塁・ヘルナンデスの守備力、そして森下と佐藤輝の肩を加えて、この布陣なら高い守備力を期待できる。あとはヘルナンデスの打撃次第。この日は無安打に終わったが、強引さはなく、日本向きの打撃で、配球に慣れれば結果は出せると見ている。

 交流戦のパ・リーグ主催試合で、ヘルナンデスをDHという形にすると左翼がまた不安定になる。ならば、DHは置き場所を固定して、代打で安打した豊田、そして2軍調整中の前川や中川で回した方が、並びを大きく変えずに済む。藤川監督には、そうした計算もあるはずだ。 (スポニチ本紙評論家)

スポーツニッポン

「右翼」をもっと詳しく

「右翼」のニュース

「右翼」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ