重岡銀次朗は「自分で呼吸も出来るように」 兄・優大が報告「皆さんの応援や願いが銀に届いている」

2025年5月29日(木)16時41分 スポーツ報知

重岡銀次朗の容体をインスタグラムで説明した重岡優大(@yudaishigeokaより)

 24日のボクシング世界タイトルマッチ後に意識を失い右急性硬膜下血腫のため開頭手術を受けた前IBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗(25)=ワタナベ=の容体について、兄で前WBC世界同級王者の重岡優大(28)=ワタナベ=が29日、インスタグラムで説明した。

 優大は、インスタグラムのストーリーで、たくさんの銀次朗の写真とともに「皆さん、銀次朗がご心配おかけしてます。入院から5日目。1週間がヤマ場だと言われてます。最初は呼吸器がないとダメでしたが今は自分で呼吸も出来るようになり、その他の色々な数値も悪化はしていないみたいです。あと2、3日乗り越えてくれたら先生から次のステップの話を聞けるみたいです。」と呼吸が出来るようになったことを報告。

 続けて「きっと皆さんの応援や願いが銀に届いているのだと思います。必死に生きようとしてます。銀は今まで諦めた事1度もないです。あいつは強いので大丈夫です。俺も信じてます。皆さんが安心できるようにまた何かあれば報告させてもらいます。こっちは俺に任せてください。引き続き、祈っていてください。よろしくお願いします」とのメッセージをつづった。

 日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛執行理事は27日、銀次朗が試合後に開頭手術を受けたことを明かし、「麻酔で眠っている状態で、ICU(集中治療室)で経過観察中。今後は脳の腫れが一番の敵になる。腫れをどう抑えるか。重岡選手自身が闘っている。無事を祈るしかない」と話していた。

 また、銀次朗が所属するワタナベジムも29日、銀次朗についてコメントを発表した。

 ワタナベジムからの報告は以下の通り。

 日頃より、ワタナベジム所属選手へ温かいご声援を賜り、誠にありがとうございます。

 このたび、重岡銀次朗選手の件につきまして、多くの皆様にご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。

 日本ボクシングコミッション(JBC)からも発表がございました通り、銀次朗選手は先日の試合を受け、現在入院加療中です。

 幸い、容態は小康状態にあり、経過を見守っております。

 全国各地より多くの温かい励ましのお言葉や、お見舞いを頂戴し、ジム関係者一同、心より御礼申し上げます。

 銀次朗選手も皆様のご声援を胸に、懸命に治療に専念しております。

 今後の容態等に関する公式な発表につきましては、JBCの指導のもと、JBCを通じてのみとさせていただきます。

 何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

 引き続き、銀次朗選手への温かいご支援を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

 2025年5月29日

 ワタナベボクシングジム

 会長 渡辺均

スポーツ報知

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